ふるサポ通信

生物多様性:辻功のとんぼシリーズ第10回目

お知らせ

最近冬になっても雪が降らない、花が早く咲いているなどの話が多いです。

私の家の庭には保全を目的として20年にわたりゲンゴロウモドキを飼育しています。2000年台の年には春のゴールデンウィークの少し前に幼虫が生まれたものですが、最近は3月末から4月上旬でした。それが今年2020年には2月半ばに卵を見るようになりました。20年前よりも2か月も早まっています。あちらこちらで温暖化の話題が取り上げられていますが、今回は本当に実感しています。SDGsの考えを実践していかないと、日本にいる生物で、まず北方種から姿を消し始めると思います。

 

1.ホソミオツネントンボメス

このトンボは今年の1月、ゲンゴロウモドキの生息環境を整備しているときに、陽だまりの水辺にやってきました。まだ自分の体を枯れ枝に似せるために茶色をしています。暖かい日が続いて春になると体に青味がかかってきます。

冬は木の枝のふりをして止まっています。

 

2.オツネントンボ

冬越しをするトンボ、もう一つはオツネントンボです。冬の間は建物の隙間などに集団で越冬をしていることが観察・報告されています。

こちらも枯れた葉のような色をしていて、春先のヨシや枯草に止まると、よほど注意しないと分かりません。

おまけに写真をご覧になればおわかりかもしれませんが、草にへばりつくようにぺったりと身を沈めます。

こうやって身を伏せていても近づいていくと急スピードで飛び立ちます。

これらのトンボが水辺に姿を現し始めると、いよいよトンボシーズンがやってきます。

 

 

 

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