ふるサポ通信

SDGs生物多様性:辻功のとんぼシリーズ第4回目

お知らせ

1.ムカシトンボ産卵

トンボは4億年くらい前から地球上にいました。当時のトンボは古代トンボとされていて、現在のトンボとは姿形が違うところが多いのです。

しかし、このムカシトンボは約1億5000千慢年前のジュラ紀に栄えていた古代トンボの形態を残しているとされている貴重なトンボです。

日本にいるムカシトンボとインドに棲むヒマラヤムカシトンボ、そして最近は中華人民共和国でも見つかったとされるものです。

4月から5月中旬、北海道では6月上旬くらいまで渓谷の源流付近、冷たい水の流れの沢沿いに姿を現します。

日本昆虫学会のマークや切手のデザインに使われています。何年も渓谷に通い、ようやく撮影出来た産卵光景です。

落ち着いて1時間近く誰もいない沢でこのトンボと私だけ。私にとってはなんとも贅沢な時間でした。

2.ベッコウトンボ交尾

日本のトンボの中でも体色の独特さと翅の模様が個性的なトンボです。

100年近く前には平地の池や沼に多かったと言われていますが、次々に生息地が奪われ、現在は日本で数か所になってしまいました。

5月から6月にかけてアシやマコモの生える茂みの中でひっそりと棲んでいます。このトンボに会いたくて、九州まで出かけました。

あと30分で帰りの飛行機に乗るためにこの池を去らなければならない、という時に偶然交尾したカップルが目の前に止まりました。

無我夢中で撮影をして、何とか成功。今までで一番いい感じに撮影が出来ました。