用語集 Glossary

三方よし(近江商人の三方よし)

三方よしとは、江戸時代の近江(おうみ)商人のビジネスの考え方として知られています。三方とは、「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」の三方が満足している状態を指します。 売り手だけが儲けを得るのではなく、買い手にとっても満足があり、最終的には事業を通じて地域社会の発展に貢献するのが目指すべき商売の形であるという考え方です。なお現代では、「売り手よし」に社員の人権や働きがいの考え方が入っています。