用語集 Glossary

スチュワードシップコード(Stewardship codes)

スチュワードシップコードは、機関投資家が企業に対して長期的な視点から責任ある行動を促し、企業価値の向上を目指すための行動規範です。
スチュワードシップコードは、以下の5つの原則から構成されています。

①責任ある機関投資家としての行動: 投資家は、企業の長期的な成長を促進するため、責任ある機関投資家としての行動を心がける。
②投資先企業との建設的な対話: 投資家は、投資先企業との建設的な対話を通じて、企業価値の向上を促す。
③企業の積極的な開示: 企業は、投資家に対して必要な情報を積極的に開示する。
④スチュワードシップ活動の報告: 投資家は、スチュワードシップ活動の内容を報告する。
⑤スチュワードシップコードの遵守: 投資家は、スチュワードシップコードを遵守する。

スチュワードシップコードは、2014年に金融庁によって策定され、その後2回改訂されています。現在、多くの機関投資家がスチュワードシップコードに署名しており、スチュワードシップ活動に取り組んでいます。